第一級陸上無線技術士 合格プログラム

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第1章: 高度な電気回路理論

1.1 高度な回路解析


1.1.1 ノード解析とメッシュ解析

概要

ノード解析とメッシュ解析は、電気回路の解析において非常に重要な手法です。これらの手法を用いることで、複雑な回路の電圧や電流を計算することが可能です。本節では、ノード解析とメッシュ解析の基本原理と具体的な適用方法について解説します。


1. ノード解析

ノード解析は、回路内の各ノード(接続点)の電位を求める手法です。この解析手法は、基準ノード(グラウンド)に対する各ノードの電位を未知数として、キルヒホッフの電流法則(KCL)を用いて方程式を立てます。

ステップ:

  1. 回路内のすべてのノードを識別し、基準ノードを選定します。
  2. 各ノードにおいて、KCLを適用して方程式を立てます。
  3. 立てた方程式を連立方程式として解き、各ノードの電位を求めます。

例:

次の回路において、ノード電圧を求めます。

方程式:)​


2. メッシュ解析

メッシュ解析は、回路内の各メッシュ(閉ループ)の電流を求める手法です。この解析手法は、メッシュ電流を未知数として、キルヒホッフの電圧法則(KVL)を用いて方程式を立てます。

ステップ:

  1. 回路内のすべてのメッシュを識別し、各メッシュにメッシュ電流を割り当てます。
  2. 各メッシュにおいて、KVLを適用して方程式を立てます。
  3. 立てた方程式を連立方程式として解き、各メッシュの電流を求めます。


まとめ

ノード解析とメッシュ解析は、回路解析において非常に有用な手法です。ノード解析は電圧を基準に、メッシュ解析は電流を基準に解析を行います。これらの手法を理解し適用することで、複雑な回路の解析が効率的に行えます。どちらの手法を用いるかは、回路の構成や求めたい量によりますが、どちらの手法も習得しておくことが重要です。

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